【ピックアップ調査資料】2023年度新入社員の意識調査(日本能率協会)
2023.10.12
【労働新聞】
大卒は上司の言動重視
調査は今年4月に同協会の新入社員向け公開教育セミナーの参加者を対象に行い、675人から回答を得た。仕事をしていく上でどのような不安があるか尋ねたところ、「上司・同僚などとうまくやっていけるか」が68.6%で最も多く、次いで「現在の自分の能力・スキル」が65.6%だった。
理想の上司・先輩像は「仕事について丁寧に指導する」が、79.0%で最も多く、「言動が一致している」が53.2%、「部下の意見・要望を傾聴」が、47.3%で続く。
ただし、言動の一致と傾聴について、高校卒業者はいずれも39.2%であるのに対し、大学卒など高校卒以外は59.0%、50.6%と高く、コミュニケーションをより重視する傾向がみられる。
新入社員が最も抵抗があるとした業務は「指示が曖昧なまま進める作業」で、83.7%だった。
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令和5年10月16日第3421号4面 掲載