【送検事例】35tプレス機に囲い設けず
2023.11.10
【安全スタッフ】
大阪・泉大津労働基準監督署は、プレス機械の危険防止を怠ったとして、建築資材製造加工業の会社と同社代表取締役を安衛法違反の疑いで大阪地検に書類送検した。労働者に圧力能力35tのプレス機械を用いて鉄板の打ち抜き加工作業を行わせるに当たり、安全囲いなどを設けなかった疑い。作業中に労働者の手がプレス機械に挟まり負傷する労働災害が発生している。(R5・9・28)
事件の概要
事故は今年5月15日、労働者が圧力能力35tのプレス機械を用いて鉄板の打ち抜き加工作業を行っていたときに発生。作業中に労働者の手がプレス機械に挟まれ、負傷した。
会社の代表取締役は安全管理を行う者であるが、同プレス機械に挟まれないように囲いなどを設置し、…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
2023年11月15日第2438号 掲載