【人的資本経営期のHR用語集】第58回 外国人労働者 日本人にも気付き 知識など伝えるなかで/木谷 宏
2023.11.16
【労働新聞】
「専門技術」は5年で倍
厚生労働省の集計によると、昨年10月末現在、日本で働く外国人の数は約182万人であり、前年に比べて5%ほど増加しているが、この数字は日本全体の労働者の約3%に過ぎない。中国、ベトナム、フィリピン国籍が全体の約6割を占めており、外国人を雇用する事業所は全国に約30万カ所ある。在留資格別では技術・人文知識・国際業務や特定技能を含む「身分に基づく在留資格」が32.7%、「技能実習」が18.8%、「専門的・技術的分野の在留資格」が26.3%となっている。とくに専門的・技術的分野は5年で倍近く増えており、わが国でも外国人の活躍が進みつつあると分かる。雇用する事業所を…
筆者:県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授 木谷 宏
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令和5年11月20日第3425号12面 掲載