【ぶれい考】年収の「谷」と捉える/村上 陽子
2023.11.16
【労働新聞】
10月末、大学3年生のゼミのグループの訪問を受けた。彼らの質問の一つは、「最低賃金の上昇と年収調整をどのように考えるのか」というものだった。
これに関連する話を、夏から秋にかけて何度か耳にした。高校時代の部活の同期会や久方ぶりのクラス会での場である。私が通ったのは、共学の公立高校。卒業の頃、全国の女子の大学進学率は15%程度だったが、クラスメートや部活仲間の女子の多くは4年制大学や短期大学に進学した。
男女雇用機会均等法の施行3年目に…
筆者:連合 副事務局長 村上 陽子
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
令和5年11月20日第3425号5面 掲載