【提言 これからの雇用・労働法制】第9回 年次有給休暇(上) 出勤日数は減少傾向 年休取得進まぬ背景に/小嶌 典明
2015.03.09
【労働新聞】
ワーカホリックの神話
「労働時間の短縮により自由時間の増加を図るとともに有給休暇の集中的活用を促進する」。今からおよそ30年前、昭和61年4月に中曽根康弘首相に提出された「国際協調のための経済構造調整研究会」(座長=前川春雄元日銀総裁)の報告、世にいう前川リポートは、時短の必要をこのように説いた。…
筆者:大阪大学大学院法学研究科 教授 小嶌 典明
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平成27年3月9日第3008号4面 掲載