【送検事例】保護帽を着用させず送検
2023.12.12
【安全スタッフ】
埼玉・熊谷労働基準監督署は、保護帽を着用させていなかったとして、運送業の会社と同社部長を安衛法違反の疑いで、さいたま地検に書類送検した。労働者が高さ約3mに積み重なったフレコンバックの上で作業をしていたが、労働者が倉庫床面に倒れていた状態で発見された。後頭部を強打したことにより死亡しており、状況からフレコンバックの上付近から墜落したと同労基署は推定している。(R5・11・8)
事件の概要
事故は今年3月9日、運送会社の倉庫内で発生。労働者はフレコンバックをフォークリフトで搬出する作業を行っていた。高さ約3mに積み重なったフレコンバックの上で、フォークリフトの専用アタッチメントにフレコンバックのつり紐を掛ける作業を行っていたが、その後、労働者が倉庫床面に倒れている状態で発見された。労働者は後頭部を強打したことにより死亡しており、…
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2023年12月15日第2440号 掲載