【ピックアップ調査資料】海外進出日系企業調査北米編(JETRO)
2023.12.21
【労働新聞】
7割が人材不足課題に
調査は在米日系企業1694社(回答率42.7%)を対象に実施した。
経営上の課題を尋ねたところ(複数回答可)、「従業員の賃金上昇」が56.9%、「採用」が51.4%、「従業員の質」が45.0%と雇用面の課題が上位に挙がった。販売面は「新規顧客の開拓」が47.7%、調達面は「調達コストの上昇」が43.8%とそれぞれ最も高くなっている。
課題への対応策としては、「既存社員の賃金の引上げ」が44.1%と最も多くなっている。「教育・訓練強化」が39.0%で続く。
人材不足の課題は70.2%の企業が「ある」と回答し、ほとんどの業種で半数を超えた。
職種別に人材不足が深刻と答えた企業の割合をみると、製造業では「工場作業員」が48.2%、非製造業では「法務・エンジニア」などの専門職種が34.0%と高い。
この連載を見る:
令和5年12月25日第3430号4面 掲載