【厚労省方針 多様な働き方を支える環境整備】「仕事か子育てか」打開を/雇用環境・均等局長 堀井 奈津子
2023.12.28
【労働新聞】
現在、少子化・人口減少というわが国が直面する最大の課題に対応するため、仕事と子育ての両立支援を一層進めること、そして女性や非正規雇用・フリーランスで働く方をはじめ、誰もが希望に応じた働き方で意欲や能力を十分発揮できる環境を整備していくことが求められています。
女性が「仕事か、子育てか」の二者択一を迫られる状況を打開する鍵は、子育て期における男性も含めた働き方の見直しです。育児期の男女が共に希望に応じてキャリア形成と育児の両立ができるよう、男性の育児休業の一層の取得促進や、育児期を通じた柔軟な働き方を推進していくことが必要です。また、…
筆者:雇用環境・均等局長 堀井 奈津子
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令和6年1月1日第3431号15面 掲載