【事例で知る労働審判制度の実情】第4回 独身など理由に突然の整理解雇 4要件巡り双方が主張 補充質問経て「無効で調停」/小島 周一
2013.02.04
【労働新聞】
生花、野菜などを栽培・販売する小規模企業で働いていた労働者が、業績不振を理由に解雇されたため、整理解雇の4要件を充たしておらず無効として労働審判を申し立てた。第1回期日では、事前に提出された双方の主張を踏まえて使用者へ補充質問がなされ、労働審判委員会は無効を前提に調停を図る旨を勧告。第2回期日で合意退職、1年分給与の支払いなどの内容で調停が成立した。…
筆者:横浜法律事務所 弁護士 小島 周一
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平成25年2月4日第2907号13面 掲載