【事例で知る労働審判制度の実情】第6回 実習生4人が未払残業代を請求 研修期間にも支払義務 労働諸法令の適用認める/指宿 昭一
2013.02.18
【労働新聞】
外国人研修・技能実習生を受け入れた使用者が、最低賃金を大きく下回る時間外労働賃金を支払っていたところ、外国人研修・技能実習生らが、最低賃金法および労働基準法に基づく割増賃金の支払いを求め、労働審判を申し立てた。使用者は、研修生に関しては労働諸法令が適用されないから時間外賃金支払義務を負わないと主張したが、審判官は使用者が時間外賃金支払義務を負うことを前提に調停を勧め、第3回期日に調停が成立した。…
筆者:暁法律事務所 弁護士 指宿 昭一
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平成25年2月18日第2909号13面 掲載