【事例で知る労働審判制度の実情】第10回 中途・営業職が試用期間中に解雇 復職求め審判へ異議 減額伴う配置換えで和解/山内 一浩
2013.03.18
【労働新聞】
試用期間中に解雇された中途採用の営業職が、解雇無効を主張して労働審判を申し立てた。会社は商品知識の不足、酒の臭いがする状態での出社などの理由を主張し、退職・金銭解決を求めて解決金700万円を提示したが、調停には至らず、労働審判委員会は同様の内容で審判を下した。復職を求めて異議が申し立てられ、バックペイ、配置替えによる賃金減額を伴う復職和解が成立している。…
筆者:旬報法律事務所 弁護士 山内 一浩
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平成25年3月18日第2913号13面 掲載