【「もしも…」に備えるメンタルヘルス対策】第2回  “不調”をきたす病気の種類 根本原因把握し対応を 依頼書使い主治医と連携/長濱 さつ絵

2024.01.18 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

特徴を掴んでトラブル回避

 第2回目は職域でメンタルヘルス不調をきたす病気について説明する。これを知るべき理由は2つある。第1に、病気ごとの症状を知ることが、早期発見、早期対応へとつながる。第2に、病気ごとの経過を理解すると、必要な対策が予測できて、トラブル回避につながる。また、予測を周囲の人と共有することでチームとして動きやすくなる。

 職場で最もよくみる不調は、気分障害である。これにはうつ病、適応障害、不安神経症、パニック障害などが含まれる。診断書に書かれる病名のほとんどはこれに当たる。統合失調症、双極性障害、パーソナリティ障害や発達障害などもしばしば休養が必要になる症状を引き起こすが、これらの病名が書かれることはほとんどない。診断書にはうつ状態、抑うつ、自律神経失調などと書かれることもあるが、正確にはこれは診断名ではなく、症状である。職場でメンタルヘルス不調の対応をするときには、…

筆者:長濱産業医事務所 代表社員・医学博士 長濱 さつ絵

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

令和6年1月22日第3433号13面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。