【送検事例】建物の清掃で墜落防止措置怠る
2024.01.29
【安全スタッフ】
神奈川・厚木労働基準監督署は、墜落防止措置を講じていなかったとして採石業の会社と同社工場長を安衛法違反の疑いで横浜地検に書類送検した。労働者が採石場内にある建物のひさしの上で窓ガラスの清掃作業を行っていたところ、ひさしの端から墜落し、死亡する労働災害が発生している。高所の作業床や開口部で作業をさせていたにもかかわらず、安全帯を使用させていなかった疑い。(R5・12・4)
事件の概要
事故は厚木市の採石場内の建物で発生。労働者が約3.5mの高さのひさしの上で窓ガラスの清掃作業を行っていたところ、ひさしの端から墜落し、死亡するという労働災害が発生した。
安衛法では、…
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2024年2月1日第2443号 掲載