【ぶれい考】女性リーダー育つ環境へ/内山 統子
2024.01.25
【労働新聞】
令和の産声と同時にスタートした「日本跡取り娘共育協会」で代表理事を務めている。当協会は、文字どおり女性後継者を支援する団体で、今年で5年目の節目を迎える。第5次男女共同参画基本方針における「誰もが性別を意識することなく活躍でき、指導的地位にある人びとが性別に隔たりがないような社会」の実現をめざしている。
活動のきっかけとなったのは、周囲の女性たちの個人の能力や特性が生かされず、家庭や育児、介護との両立のためにキャリアを諦めざるを得ない姿をみたことだ。その姿が私自身の結婚出産での苦労と重なり、働く女性を支援できる柔軟性のある組織を作れないものかと思い悩んでいた時期だった。
そんな時、たまたま目にした…
筆者:日本跡取り娘共育協会 代表理事 内山 統子
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令和6年1月29日第3434号5面 掲載