【事例で知る労働審判制度の実情】第17回 売上げ不振から再雇用者を雇止め 別事業所で職場復帰へ 規定に経営面の基準なく/小川 英郎
2013.05.13
【労働新聞】
大手工作機械メーカーの子会社に勤務していた労働者が、更新基準のある1年契約で再雇用されたものの、1年後に雇止めされた事案である。基準を満たさないとして雇止めした会社の措置に対し、その根拠となる事実関係を争い、労働審判を申し立てた。3回目の期日で職場復帰および基準を満たす限り65歳まで継続雇用されるべきことを定めた和解が成立。復帰型の解決事案として紹介する。…
筆者:ウェール法律事務所 弁護士 小川 英郎
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平成25年5月13日第2920号13面 掲載