【人事学望見】第1110回 定年後再雇用と選定基準 解雇法理を類推適用した最高裁
2017.07.28
【労働新聞】
平成25年4月1日から改正高年齢者雇用安定法が施行され、定年後継続雇用の選定基準が廃止された。従来、この基準によって再雇用を拒否された場合に労働者の側から労働契約上の地位の確認を求める訴訟が複数提起されていたが、最高裁判決によって一応の結論が出た。
論理構成は雇止めと同じ
注目すべき初めての判断を示したのは津田電気計器事件(最一小判平24・11・20)である。…
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平成29年8月7日第3123号12面 掲載