【送検事例】歯の接触予防装置の点検怠る
2024.02.27
【安全スタッフ】
東京・池袋労働基準監督署は、丸のこ盤に設置された歯の接触予防装置を有効な状態で使用されるよう点検、整備を行っていなかったとして、プラスチック製品製造会社と同社代表取締役を安衛法違反の疑いで東京地検に書類送検した。労働者に木材加工用の丸のこ盤を使って作業を行わせていたところ、右手指が歯に接触して、切創するという労働災害が発生している。(R5・12・14)
事件の概要
事故は令和4年10月12日、プラスチック製品製造業の事業場で発生。木材加工用の丸のこ盤を使って労働者に作業をさせていたが、丸のこ盤の歯に接触して、右手指を切創する労働災害が起きた。
池袋労基署は、丸のこ盤に設置された歯の接触予防装置を有効な状態で使用されるよう点検、…
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2024年3月1日第2445号 掲載