【事例で知る労働審判制度の実情】第45回 入社後に残業代請求したら解雇 再雇用で職場復帰へ 解決金5カ月分含め調停/鴨田 哲郎
2013.12.09
【労働新聞】
入社早々に残業代を請求したところ、賃金についての折合いがつかないとして解雇されたドライバーが、地位確認と残業代を請求した。日給に時間外・深夜手当が含まれるか否かが争点となり、いったんは労働審判委員会が退職和解の調停案を提示したものの、その後、会社が再雇用であれば検討の余地があると表明したため、実質的に原職復帰となる調停が成立した。…
筆者:旬報法律事務所 弁護士 鴨田 哲郎
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平成25年12月9日第2948号13面 掲載