【ピックアップ調査資料】家計調査報告(2023年平均)(総務省統計局)
2024.03.07
【労働新聞】
配偶者収入も実質減に
全国約9000世帯を対象に、毎月の家計収支、貯蓄などを調査している。
世帯主が会社などに勤めている「勤労者世帯」について、2人以上の世帯をみると、2023年の実収入(現金収入)平均は1世帯当たり60万8182円だった。前年比に関しては、名目では1.5%減少、実質では5.1%減少となった。3年連続で実質減少が続いている。
実収入のうち、配偶者収入の平均は9万7670円だった。名目では0.3%増加しているが、実質では3.4%の減少となっている。実質減少したのは、6年ぶりとなった。世帯主の収入は44万1862円で、名目では2.0%減少、実質では5.6%減少した。実質減少となるのは2年連続。
勤労者世帯のうち総世帯の実収入平均は、1世帯当たり52万2334円だった。名目2.4%の減少、実質6.0%の減少となった。
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令和6年3月11日第3440号4面 掲載