【人事学望見】第903回 新入社員教育を考えてみよう 飲ミニケーションに残業代無理
2013.03.18
【労働新聞】
新入社員教育は、ほとんどの新卒者が受ける。これを導入教育と呼ぶ場合もあるが、その意味は、学生気分から抜け、社会人として自立する(社会に導入する)ための儀式ということだ。中小企業でも行われ、短時間だが中途採用者も受ける。後者は社風になじませることが目的。
社内講師を活躍させよう
新入社員教育に、かなり長期のスケジュールを割く会社も少なくない。まず、4月1日の入社式を挙行し、そのまま1週間程度の合宿訓練に入り、終えると現場実習が1~3カ月あり、この段階で正式に職場に配置される。配置後3~6カ月後に再び合宿訓練を行い、これを「振返り教育」というのだそうだ。4月1日を始点に3~6カ月の試用期間後も受けられるから、教育はその間も連綿と続くことになる。…
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平成25年3月18日第2913号12面 掲載