【登壇労組リーダー】自分の時間を生きるとは?/辻 芳治
2015.03.09
【労働新聞】
私が働き始めた頃、日中すべての時間を職場で過ごさなければならないことがひどく苦痛だった。なにしろ朝早く出勤し、終業して会社を出る時はもう夜なのだ。事業所の建物を振り返り「囚われの身か」とツッ込んだことを思い出す。学生時代とは大違いだ。
これが私のワーク・ライフ・バランス感覚初体験だった。著しくバランスを欠いている気持ちがした。その感覚を失わないでいたら、ひょっとしたら先進的なWLB提唱者として時代の先頭に立っていたかも知れない。…
筆者:連合兵庫 会長 辻 芳治
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平成27年3月9日第3008号6面 掲載