【人事部のための金融リテラシー入門】第11回 生活必需品とご褒美出費 試したい習慣切替え 違和感なく支出減る例も/山崎 俊輔
2024.03.21
【労働新聞】
削り過ぎにも注意必要
社会人の家計を黒字化させるヒントとして家計簿を紹介したが、具体的には日常生活費(生活必需品)と趣味や生きがいの出費(教養・娯楽費と交際費)を削る視点がある(図)。
日常生活費については、「実は出費しなくても良いもの」「より割安な出費でまかなえるもの」「削れないもの」の3つに分類することができる。家計を見直すときに試してみたいのは、不要な固定支出を解約したり、あえて買わずに過ごしてみるような、習慣の切替えだ。やってみるとほとんど違和感がなく支出を減らせることがある。当たり前だと思っていた出費が、いつのまにか無感動で無用の出費に変化していたことに気付けば負担なく家計を節約できる。
割安な出費の追求もやってみると家計のコストダウンに寄与する。ネットショップでは最安値を血眼で探す人が、…
筆者:企業年金コンサルタント 山崎 俊輔
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
令和6年3月25日第3442号10面 掲載