【登壇労組リーダー】”デフレ脱却”と”格差問題”/浅井 茂利
2015.03.16
【労働新聞】
格差問題の本質は、頑張った人が報われる社会か、裕福な家庭の子孫が裕福であり続ける社会か、ということに行き着く。話題のピケティは違うようだが、欧州の知識人の本には、階層固定化の政策を主張するものがよく見受けられる。サッチャー首相が知識人に不人気なのも、庶民からのし上がった下克上の人だからである。
日本では、階層は流動的な社会が望ましいというコンセンサスがあるものと思っていたが、崩れてきているようだ。…
筆者:金属労協 政策企画局次長 浅井 茂利
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成27年3月16日第3009号6面 掲載