【人的資本経営期のHR用語集】第76回 健康増進 注目集まる「体力」 立って会議の企業も/木谷 宏
2024.04.04
【労働新聞】
生産性向上などが目的
健康経営とは働きがいのある健康意識の高い職場を創造することであり、健康管理を経営的な視点から戦略的に実践することを意味する。その目的は医療費の削減、生産性の向上、創造性の発揮などであり、取組みには3つの柱――①経営者による戦略構想(例:社内外への健康経営宣言、積極的な健康投資、健康を重視する企業風土への変革)、②管理者による職場の快適化(例:働きやすさの向上、職場環境の改善、メンタルヘルスのケア)、③社員による健康づくり(例:健康的な生活習慣、健康診断の受診、運動の増進)がある。
3つ目の社員による取組みは…
筆者:県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授 木谷 宏
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令和6年4月8日第3444号12面 掲載