【安全衛生眺めてみれば】第8回 軍需工場の安全標語

2024.04.10 【安全スタッフ】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 私の故郷は九州北部の佐賀県です。その北西部にある伊万里湾は、鎖国中の江戸時代に有田焼を世界に輸出し、「古伊万里」と呼ばれるようになったほどの秘密の国際港でした。そのような密輸出港らしく、伊万里湾は、急峻な山肌に守られて、攻めるに難い天然の要塞となっています。

 そのため、太平洋戦争時には旧海軍の造船所が設けられ、特攻兵器である人間魚雷も建造されていました。戦後、この工場は長く放置されていましたが、軍需工場らしく頑丈に作られた鉄筋コンクリートの柱や床の構造が、そのまま残されて来ました。

 しかし、さすがに頑丈な構造も、平成24年にもなると危険となり、近く解体されることが地元の新聞に報道されました。佐賀在住の友人が送ってくれた記事には、…

執筆:一般社団法人 労務安全監査センター 代表理事 東内 一明

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

この連載を見る:
2024年4月15日第2448号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。