【職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―】第22回 粉じん 爆発・火災防止の措置を
2024.04.10
【安全スタッフ】
粉じんとは、研磨、粉砕、切削、穿孔などの作業工程で、固体物質が破砕されて生じる微小な固体粒子(通常約150μm以下の大きさのもの)をいい、粉じん作業は粉じん則別表1~3に詳細分類されています。粉じん作業のうち、その粉じんが特定粉じん発生源であるもの(作業工程、作業態様、粉じん発生の態様から見て一定の対策を講ずる必要があり、対策が可能な発生源をいい、研磨材の吹きつけ、研磨、炭素原料・アルミ箔の粉砕、セメントなどの袋詰め、鋳物の型ばらしや砂落としなど)を特定粉じん作業といいます。
粉じんによる爆発・火災発生防止のため、粉じんを堆積しない作業場建物の構造・材質の採用や掃除方法、電気機械器具は防爆構造のものとするなどの措置が必要になります。特に可燃性粉じんは、…
執筆:中山社会保険労務士事務所 中山 貞男
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2024年4月15日第2448号 掲載