【人事部のための金融リテラシー入門】第14回 ローンの重荷 定年前完済を目標に 老後生活の明暗分ける/山崎 俊輔

2024.04.11 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

退職金は老後の資産へ

 「ローンは未来への支払いの先送り」である。仕組みとしてはクレジットカードが一番分かりやすいが、今月支払いをせずに消費だけを享受することができるが、翌月の自分に負担を先送りすることになる。住宅ローンや教育ローンも、将来に負担を先送りする構図がある。

 クレジットカードは返済期間が短期であることが多いが(リボ払いは長期化することがあり注意)、住宅ローンや教育ローンは借入額が高額であり定年退職年齢以上に返済時期が設定されることがしばしばある。

 ところが、定年退職後は返済余力が下がってしまうため、退職金をもってローンの残債を一括返済することになる。これは老後資産形成を考えるときわめて危うい。

 現在の老後は長期化している。65歳男性の平均余命は約20年、女性は約25年もあり、退職金は…

筆者:企業年金コンサルタント 山崎 俊輔

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

令和6年4月15日第3445号10面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。