【人材獲得競争に勝つ! スタートアップ企業から考える人事処遇の仕組み】第4回 報酬決定=マネージャーの仕事 相場や経緯から算出 検討に欠かせぬ3要素/金田 宏之
2024.04.18
【労働新聞】
転職経験有無が技術形成を左右
歴史ある日本企業とスタートアップのマネージャーでは、その仕事に大きな違いがある。メンバーの報酬決定だ。
スタートアップのマネージャーは、組織づくりの一環として採用活動を推進し、「ぜひ一緒に働きたい」と期待を寄せる候補者について報酬(年収)を決めてオファーを提示する。そして、入社後の活躍を評価し、報酬水準を更新し続けなければならない。もちろん、報酬レンジや昇給テーブルなどの人事制度は存在するが、常に報酬水準の妥当性を観察し続けることが必要となる。そうでないと、優秀なメンバーは他社へ転職してしまう。
たとえば、…
筆者:㈱インプリメンティクス 代表取締役 金田 宏之
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
令和6年4月22日第3446号11面 掲載