【「もしも…」に備えるメンタルヘルス対策】第17回 事例性と疾病性 介入不要なケースも 業務に支障なければ/長濱 さつ絵

2024.05.02 【労働新聞】
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客観的データ示し改善促す

 職場でメンタルヘルス不調が疑われる人がいる場面は、大きく2種類に大別される。「業務上で困っていることがあり、それが病気によるものなのではないかと周囲が思っている場合」と、「最近元気がないなどの症状が出てきて、病気なのではないかと周囲が心配している場合」である。いずれの場合も、「業務をするうえで周囲が困っていること」=『事例性』と「病気かどうか」=『疾病性』を分けて考える必要がある。事例性と疾病性の例を別表に示す。

 会社では事例性を優先させる視点が必要である。疾病性が疑われる場合、事例性が病気によるものなのかどうかの判断が必要になるため、産業医などの専門家に相談する。病気によって事例性が出現している場合は休養や配慮が必要になることがある。「元気がなくて周囲が心配している場合」だと、…

筆者:長濱産業医事務所 代表社員・医学博士 長濱 さつ絵

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令和6年5月13日第3448号13面 掲載
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