【ピックアップ調査資料】2024年度新入社員意識調査(東商)
2024.05.30
【労働新聞】
「定年まで働く」21%に
2024年度の新入社員957人を対象に、仕事に対する意識や就職活動状況を調査した。
就職先の会社でいつまで働きたいかを尋ねたところ、「定年まで」と回答した割合は21.1%で、10年前の14年度調査時(35.1%)と比べて14.0ポイント減少した。「チャンスがあれば転職」は26.4%で、14年度(11.9%)と比べて14.5ポイント増加し、転職志向が高まっている傾向がうかがえる。
就職先の会社を決める際に重視したことは、「処遇面(初任給、賃金、賞与、手当など)」が56.0%で最も高い。次いで「社風、職場の雰囲気」が54.3%、「福利厚生」が45.4%、「会社の事業内容」が43.5%で続く。
就職活動の順調さについて、「順調だった」と「ほぼ順調だった」と回答した割合の合計は62.2%だった。コロナ禍以降の21~24年度調査のなかで最も高くなっている。
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令和6年6月3日第3451号4面 掲載