【統計資料】令和5年労働災害発生状況確定値(厚労省)
2024.06.11
【安全スタッフ】
死亡災害の発生状況
令和5年の新型コロナウイルス感染症へのり患によるものを除いた労働災害による死亡者数(以下「死亡者数」という)は、755人(前年比19人・2.5%減)となった。また、新型コロナウイルス感染症へのり患による労働災害による死亡者数は4人(前年比13人・76.5%減)となった。
なお、労働災害を減少させるために国や事業者、労働者等が重点的に取り組む事項を定めた中期計画である「第14次労働災害防止計画」(以下「14次防」という)(令和5年度~令和9年度)により、死亡者数を2022年(令和4年)と比較して、2027年(令和9年)までに5%以上減少させることが期待されている。
14次防のアウトカム指標に定めた建設業および林業は、14次防の目標の起算点である令和4年と比較すると、建設業(58人・20.6%減)が大きく減少したが、林業(1人・3.6%増)が増加した。
事故の型で死亡者数の多い主要なものは、…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
2024年6月15日第2452号 掲載