【事故防止 人の問題を考える】第180回 木材・木製品製造業の労働災害防止の好事例③

2024.06.11 【安全スタッフ】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

トラック荷台上の墜落防止設備を開発

 ある木材・木製品製造企業の労働災害防止活動の取組み好事例について、今回から具体的な労働災害防止対策を紹介します。

 まず、労働災害防止活動を精力的に取り組む契機となったトラック荷台からの墜落死亡災害の防止対策についてです。

◎トラック荷台からの墜落災害の発生状況

 陸上貨物運送事業の労働災害データをみると、トラック交通事故などの死亡災害は長期的に減少傾向にありますが、休業4日以上死傷災害は、減少どころか平成29年の1万5382人から令和3年は1万6355人と、この4年間で6.3%も増加しています。この死傷災害のなかで多発しているもののひとつにトラック荷台上作業での墜落があります。具体的には、トラック荷台からの墜落、積み荷の上からの墜落、さらにはトラック荷台から降りるときの墜落などがあり、トラック荷台や積み荷の上からの墜落は、時に死亡災害につながり、陸上貨物運送業界では、その対策に頭を悩ませています。

 製品を運搬する運送会社の墜落災害を防止するため、この企業が取り組んだ主な対策は…

執筆:労働安全衛生総合研究所 安全研究領域特任研究員 高木 元也

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

この連載を見る:
2024年6月15日第2452号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。