【人事の小窓 ちょっと道草】「採用活動」に思うこと/大塚 義巳
2013.03.04
【労働新聞】
3月に入り、今年も、本格的な就活シーズンを迎えるわけだが、最近2年間の採用活動を振り返ってみると、学生には不利な出来事が連続したと感じている。
まず、平成22年10月にスタートした前々回の採用活動は、翌年3月の東日本大震災の発生により、長期間の中断を余儀なくされた。事業体としては、未曾有の大災害に対して、事業継続活動を優先せざるを得なかったのだが、学生にとっては、再開されるまでの間、不安な思いで一杯だったと思う。
そして、前回の平成23年は、経団連の倫理憲章改定の下、例年より2カ月遅れの12月1日から採用活動がスタート。…
筆者:JA共済連人事部 次長 大塚 義巳
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平成25年3月4日第2911号5面 掲載