【イラストで学ぶ身近なリスクと対策】第52回 鉄骨建方作業での災害②

2024.06.26 【安全スタッフ】
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1.はじめに

 「7月1日は国民安全の日、同1日~7日は全国安全週間」です。今年の安全週間のスローガンは「危険に気付くあなたの目 そして摘み取る危険の芽 みんなで築く職場の安全」です。今年1月2日、東京羽田空港の滑走路上で「日本航空と海上保安庁の航空機が衝突」した大事故が発生しました。海保機側が管制塔の指示を取り違えるなど、複数の要因が絡んで起きた可能性が指摘されました。「ナンバーワンは言語明瞭」ですが、管制官と海保機機長間で、ナンバーワンの解釈が違っていたことにびっくり仰天。早急に高速道路と新幹線などの安全管理を参考に「ハードとソフト両面の具体的な対策」が求められます。

【強風にあおられ床面に墜落】
2.鉄骨支柱の昇降・梁上歩行・安全ネット(防網)の設置の災害3事例

【災害1】鉄骨支柱の横桟を昇降中に、作業者が墜落

〔鉄骨支住横桟の状況〕1階の鉄骨支柱は350×350のH形鋼でフランジ側面の内幅は約32cmなので、D12異形鉄筋の横桟内幅は約32cm、横桟の間隔は35cm。鉄骨支柱の上部に「リトラクタ式墜落阻止器具(以下、安全ブロック〔ベルト長10m〕」を鉄鋼用クランプで取り付け、作業者は胴ベルト型墜落制止用器具(以下、胴ベルト型安全帯)を着用。なお、風速12m/s程度の強風が吹いていた。…

執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一

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2024年7月1日第2453号 掲載

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