【これで解決!シゴトとココロの問題】第40回 カスハラで社員が休職 ★労働新聞社Webサイトで配信中★

2024.07.09 【安全スタッフ】
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 日々の業務に忙しく、管理的立場にいても、心の健康問題に目を向ける余裕がなくなりがちだ。弊社ではWebサイトで「これで解決! シゴトとココロの問題」という番組を配信し、よりシンプルな語り口で具体的なノウハウを示している。今回のテーマは「カスハラで社員が休職」。法政大学の廣川進教授(臨床心理士、公認心理師)は、クレームの担当者を一人にさせないことが重要として、相談対応者・窓口を設置するなど、組織的なサポートの必要性を指摘。具体的な場面を想定した対応マニュアルも整備すべきとした。

退職相次ぎ、本部に支援も

 当社は食品の通信販売を行っています。受付担当の社員が顧客からの「まずかったから返金しろ」「金を返さないなら会社まで行くぞ」「到着が遅れたんだから土下座しろ」などのクレームのため、うつ病になって休職してしまいました。アルバイトの退職も相次いでおり、担当部門が本部に支援を求めています。これまで会社としてカスハラ対策を実施したことがありません。どうしたら良いのでしょうか…。

伊藤 さゆり(以下、伊藤) さあ、廣川先生。こちらの事例はいかがでしょうか。

廣川 進(以下、廣川) まず、カスタマー・ハラスメント、略してカスハラとは何かという定義ですが、…

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2024年7月15日第2454号 掲載
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