【ピックアップ調査資料】令和5年労働組合活動等に関する実態調査(厚労省)

2024.07.11 【労働新聞】
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「賃金を重点」が8割に

 令和5年6月30日現在の状況について調査した。

 労働組合活動において、今後重点を置く事項を複数回答で尋ねている。「賃金・賞与・一時金」が79.4%で最も高く、前回の3年調査から3.1ポイント増加した。次いで、「労働時間(労働時間の適正把握を含む)・休日・休暇」が62.9%(3年調査から4.4ポイント減)、「職場の安全衛生(メンタルヘルスを含む)」が33.1%(同2.2ポイント減)と続いており、いずれも3年調査から減少した。

 3年前と比べて組合員数が「減少した」と回答した割合は54.5%だった。3年調査時の42.7%から11.8ポイント増加している。組合員数が「増加した」割合は23.0%で、3年調査時から8.4ポイント減少した。

 組合員数が減少した理由をみると、「自己都合退職」が75.8%で最も高く、「定年退職」が64.9%で続く。

令和5年労働組合活動等に関する実態調査(厚労省)

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令和6年7月15日第3457号4面 掲載
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