【人事の小窓 ちょっと道草】人材確保は定着が前提/岩田 竜司
2013.11.25
【労働新聞】
超高齢社会における介護福祉ニーズの量的拡大や多様化に伴い、介護サービス事業にかかわる人材の確保と育成が今後の大きな課題となっています。団塊の世代が後期高齢者世代に突入してくると、要介護高齢者が急増して、ますます介護人材が不足してくることは明らかです。また、他の分野で働いてきた多様な人材の受入れが必須であることから、介護の現場に就いてからその育成をスタートせざるを得ない状況にあります。
一般的に介護職場では、女性や非常勤職員の割合が高く、他の職種と比べても離職率が高くなっています。主な理由は、「労働の割に処遇が良くない」という社会的評価や、次代を担う若い職員らにとり、将来性を感じない仕事として位置付けられていることが挙げられると思います。…
筆者:社会福祉法人華陽会 常務理事 岩田 竜司
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成25年11月25日第2946号5面 掲載