【ピックアップ調査資料】令和6年版高齢社会白書(内閣府)
2024.07.25
【労働新聞】
20年連続で就業者数増
令和5年の労働力人口6925万人のうち、65~69歳の者は394万人、70歳以上の者は537万人だった。労働力人口総数に占める65歳以上の者の割合は13.4%となった。65歳以上の就業者数は、20年連続で前年を上回っている。
65歳以上の就業者を産業別にみると、「卸売業、小売業」が132万人と最も多かった。次いで「医療、福祉」が107万人、「サービス業(他に分類されないもの)」が104万人などで続いている。10年前と比べた増加幅は、順に31万人、38万人、63万人となっている。
現在収入のある仕事をしている60歳以上の者に、何歳まで働きたいかを尋ねたところ、「働けるうちはいつまでも」または「70歳くらいまで、またはそれ以上」と回答した者の割合の合計は87.0%だった。高齢期にも高い就業意欲を持っている様子がうかがえる。
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令和6年8月5日第3459号4面 掲載