【ジョブ型人事のリアル 欧米諸国の実態は】第6回 外部市場参照し決定 職務ごとの具体的賃金額/須田 敏子

2024.08.01 【労働新聞】
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高グレードほどレンジ幅大きい

 今回も「職務評価付き伝統的マーケットペイ活用」について解説する。賃金構造は社員等級に連動して構築されるため、前回はジョブ型社員等級(職務等級)の構築方法を紹介した。

 職務等級が決定すると、個々の社員が対応する等級に格付けされ、等級に連動して社員の賃金レベルが決定していく。具体的な決定方法は、2つのステップに大別できる。1つは組織内(内部労働市場)での評価、もう1つは外部労働市場での評価である。まずは組織内での評価について。

▽第1ステップ…組織内での評価

 組織内での評価は、さらに、職務等級に連動して賃金グレード・賃金レンジの設定という賃金構造の決定と、決定した賃金構造の対応するグレード・レンジ内の位置に個別の社員を振り分ける、という…

筆者:青山学院大学 国際マネジメント研究科 教授 須田 敏子

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令和6年8月12日第3460号13面 掲載
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