【一歩進んだ社労士活用 人を大切にする働き方改革へ】第6回 努力引き出す仕組みづくり 結果に基づく公正評価 基準はシンプルな表現で/大西 健造
2017.08.03
【労働新聞】
業務の棚卸しで不均衡解消する
中小企業の経営者が「人を大切にする企業」をめざし、従業員と経営理念を共有したり、分かりやすい職場のルールを作ったり、労働社会保険への適正な加入を心がけ従業員のもしもに備えたりすることで、安心して働ける職場環境を確保することができると解説してきた。
今回は、従業員がさらにいきいきと働くことができる職場をつくるために必要な「頑張りたいと思える仕組みづくり」について考える。
経営者が創業時から「人を大切にする企業」をめざして前述の対応を行い、従業員が安心して働くことができる職場の仕組みを確立できたとすれば、モチベーションの高い従業員が活躍し、速やかに事業が軌道に乗るだろう。…
著者:全国社会保険労務士会連合会 会長 大西 健造
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平成29年8月14日第3124号6面 掲載