【シートで実践 ゼロから取り組む人事考課】第2回 自社の制度を構造化する 対象は職務行動のみ 業績・能力・姿勢が切り口/金津 健治
2015.01.19
【労働新聞】
適性評価とは区別を
(1)考課者を悩ませる「人を評価すること」
新任管理職にとって、最も難易度の高い仕事は、部下を評価することである。ある考課者研修で、参加者からそのことを象徴する質問を投げかけられた。
「課長になって初めて部下を持ち、評価をすることになりました。私は今年35歳です。40歳にも届かない若輩の私は、人を評価できるような人間ではありません。まだまだ未熟です。こんな未熟な私に、人を評価できるのでしょうか」。
この課長の発言の「人を評価する」という部分に注目してほしい。では、人の何を評価するのだろうか。…
筆者:産業能率大学経営管理研究所マネジメント研究センター 主席研究員 金津 健治
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成27年1月19日第3001号13面 掲載