【労使トラブルを防ぐ諸規程整備のススメ】第10回 ワーケーション規程 「休暇型」で意欲向上 早朝就業し日中に観光も/伊藤 泰人
2024.09.05
【労働新聞】
長期間の滞在も可能に
新型コロナウイルスにより出社が制限された際に、新たな働き方として一気に注目され、話題となったのが「ワーケーション」である。ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語で、旅行先などで仕事をしながら休暇も楽しむという新しい働き方を意味している。
ワーケーションには、代表的な3つの型がある。1つ目は、「合宿型」だ。社員やチームが一緒に、勤務地とは異なる場所に宿泊しながら、仕事と休暇を組み合わせて過ごすスタイルである。
2つ目は、「サテライトオフィス型」。勤務地から離れた場所にサテライトオフィスやシェアオフィスを会社が準備し、社員はそこで勤務して、時間外はその土地での観光や生活を楽しむスタイルである。
3つ目は、…
筆者:社会保険労務士法人アンブレラ 代表社員 伊藤 泰人
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
令和6年9月9日第3464号10面 掲載