【事故防止 人の問題を考える】第186回 木材・木製品製造業の労働災害防止の好事例⑨

2024.09.10 【安全スタッフ】
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改善要望を真摯に受け止める

 今回も引き続き、ある木材・木製品製造企業の労働災害防止活動の取組みを紹介します。現場の本当の実態を把握するため、そこで働く作業員の声を聞き、それを改善に結び付けている事例です。

 ところで、現場で安全管理をする皆さんは、本当に作業員の声を聞きたいと思いますか?

 本当は、聞きたくないのではないでしょうか。なぜなら、聞いたらそれをしなければならないからです。作業員からの改善要望が出れば、それを受け止め、実行しなければなりませんが、なかには面倒なこと、かなりお金がかかることなども出てきます。

 このことを考えると、先輩たちがしてきたように、現場パトロールを行い、「ここを直しなさい」「このルールを守りなさい」と、時に上から目線的に指示するほうが良いと思っている人はいませんか。

 しかし、令和の時代が進むなか、ここ10年以上、顕著に下げ止まった労働災害をさらに減少させるためには、…

執筆:労働安全衛生総合研究所 安全研究領域特任研究員 高木 元也

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2024年9月15日第2458号 掲載
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