【シートで実践 ゼロから取り組む人事考課】第18回 育成に生かす事前評価 期待行動すり合わす 具体化し「予定成果物」も/金津 健治
2015.05.18
【労働新聞】
解釈のギャップ回避へ
(1)尽きない問題は評価基準のあいまいさに起因する
会社が多大な時間や労力をかけて作り上げる仕組みの1つが、人事考課制度である。社員を公正に評価するため、営業担当者、設計担当者などの職種を問わず、誰もを同じものさしで評価できるようにした仕組みである。
具体的には「協調性」などの評価項目ごとに定義されるが、定義ゆえにあいまいさが残るのは否めない。どの企業でもいざ評価をする際、定義の解釈について考課者と部下との間で食い違いが生じるなどの問題を抱えている。対話形式で、その具体例を紹介しよう。…
筆者:産業能率大学経営管理研究所マネジメント研究センター 主席研究員 金津 健治
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成27年5月18日第3017号13面 掲載