【安全衛生眺めてみれば】第20回 見えないドアの向こう側
2024.10.10
【安全スタッフ】
職場の扉は、引き戸はほとんどありません。だから扉は、引くか押すかしなければなりません。しかもこの扉は、日常的にどこにでも普通にあり、多くの人が、ほとんど無意識に押したり引いたりします。そして何事もなく、日常を過ごしています。扉の前を通っていて不意に開けられた扉に激突し、大ケガをすることも稀ではありません。
考えてみると街中の扉は、意外と引き戸が多くなっています。引き戸は不意に開けても衝突することがありません。最近は自動化が進んでいて、すべて引き戸形式です。
レストランなどでお客を迎え入れる店舗などでも、押し開き戸がありますが、…
執筆:一般社団法人 労務安全監査センター 代表理事 東内 一明
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2024年10月15日第2460号 掲載