【人的資本経営期のHR用語集】第100回 学習する組織 80年代米国で脚光 日本的経営を参考に/木谷 宏

2024.10.10 【労働新聞】
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少数精鋭の学びで限界

 最も有効な自己啓発の支援が、金銭・時間・場所・情報などよりも“学び続ける環境”であると述べた(9月23日号)。誰もが学び続けることが可能な環境とは、組織そのものが学習するメカニズムを内包していることを意味する。

 「学習する組織」は、1970年代にハーバード大学のC.アージリスが提唱した概念であり、1990年にMITのP.センゲによる著書『学習する組織―システム思考で未来を創造する』で広く知られることとなった。アージリスは学習する組織を“学習と成長の意思を有する人に成長のチャンスを与え、自らも学習して進化する組織”とし、少数のエリートによる学びの限界を指摘した。個人による学習と組織による学習を統合する視点は、…

筆者:県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授 木谷 宏

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令和6年10月14日第3468号12面 掲載
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