【企業価値を守る就活ハラスメント防止への道】第3回 行為類型と発生場面 性別による差別最多 社内問題が採用で表出も/木村 節子
2024.10.17
【労働新聞】
被害を7つへ分類
就活ハラスメントにはどのような行為があるのか。それを理解することは、企業が当該行為を防ぐうえで極めて重要である。就活ハラスメント検討会では、社会問題となった「就活終われハラスメント(オワハラ)」やセクシュアルハラスメントを含め、就活生が受けるハラスメントにはどのような行為があるのか、2023年1月に調査を行った。
対象は、就職活動経験があり、22~23年に全国の専門学校や大学、大学院を卒業した2650人である。「就活で不快な行為を受けた」と答えた243人に対し、具体的な内容を聞いたところ、ハラスメントとなり得る可能性が高い行為・言動のキーワードが含まれた回答は66件だった。その内容は、以下の7つのカテゴリーに分類することができた。…
筆者:就活ハラスメント検討会事務局/㈱クオレ・シー・キューブ シニアコンサルタント 木村 節子
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令和6年10月21日第3469号10面 掲載