【ピックアップ調査資料】令和5年民間企業の勤務条件制度等調査(人事院)
2024.10.31
【労働新聞】
6割が人事システムあり
従業員の人事関連情報を管理できるデータベースを導入している企業の割合は62.1%だった。
管理している情報については、割合の高い順に「氏名・住所等の情報」が98.8%、「給与情報(基本給、手当、賞与等)」が93.0%、「勤怠情報(時間外労働、休暇・休業等)」が83.3%となった。
一方、「キャリア形成に関する希望」は12.3%、「人事部局・上司との面談記録」は13.3%、「健康状態に関する情報」は20.2%と低くなっている。「キャリア形成に関する希望」については、従業員規模500人以上の企業では3割を超えているが、500人未満の企業では1割に満たなかった。
データベースの活用目的も調査した。最も割合が高かったのは「業務の合理化・効率化」で、92.4%に上った。「人事配置の検討」が43.5%、「人事戦略の策定・改定」が39.1%と続いている。
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令和6年11月4日第3471号4面 掲載