【企業価値を守る就活ハラスメント防止への道】第5回 具体例と対応例② 無自覚な言動に注意 採用の予定ない学生でも/木村 節子

2024.10.31 【労働新聞】
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家族質問が不快に

 「売り手市場」といわれていても、実際に企業側が就活生と向き合う際には、採用の権限を持ち、豊富な社会経験もあり、優越的な立場で接することになる。そのため、従業員は無自覚な言動を発しやすい。企業側は常にその立場を認識し、学生がどう感じ、どう受け取るかを意識してかかわることが大切だ。

 最近、面接官の無自覚な言動によって問題が起きた一件がある。オンライン面接を実施する際には、面接官は対面よりもなおさら学生の緊張を和ませたい思いがあるだろう。しかし、画面越しに映った学生の部屋のインテリアや寝具の様子について、面接官がしつこく質問やコメントしてきたらどうだろう。実際に行為を受けた学生はかなり不快だったようで、後日、ゼミの教員に被害を訴えた。

 このような行為は、…

筆者:就活ハラスメント検討会事務局/
㈱クオレ・シー・キューブ シニアコンサルタント 木村 節子

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令和6年11月4日第3471号10面 掲載
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