【組織の内部成長を促す目標設定】第7回 目標レベルの決まる要因 期待が挑戦引き出す 報われぬ努力は続かない/菊谷 寛之
2015.08.17
【労働新聞】
成功率5割で最高に
前回まで、成果目標とそれを支えるプロセス目標との関係を説明してきた。両者はいわばリーダーとフォロワーのように相互に連携し、統合力を発揮して難易度の高い成果を実現する。
今回は少し視点を変え、目標のレベルの高さについて考えてみよう。たとえば就職というゴールをめざす場合でも、次のように目標のレベル感は人により大きく異なる。
レベル1=ともかく就職できればどの会社でも良い
レベル2=生活の安定を考え、なるべく良い会社に入りたい
レベル3=自分の強みや能力が発揮できる組織で活躍したい
レベル4=世界で活躍できる商社マンになりたい
レベル5=建築家になるためにX設計事務所に入りたい…
筆者:㈱プライムコンサルタント 代表 菊谷 寛之
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平成27年8月17日第3029号13面 掲載